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手記その他

ペア裏2013

2013年5月14日、作業2日目。
ペア組が全く思いつかず、作業難渋。
参加者の満足度を得るために必要なことが「この人と組んでよかったとお互いに思えるペア組をつくること」、それを全て揃えて初めてこの企画が成功となります。
前回は何となく「この人はこの人と組むのが妥当だろう」というのがすんなり見えたのですが、今回は全く見えてこず。
「この人にとってはこの人と組むのがベストだけど、逆が成り立ってない」形が続出。
諦めてベターで考え始めると「この組み合わせは成り立つけど、この組み合わせも成り立つ」という展開に。
悩めども最良の形が中々思い浮かびませんでした。

2013年5月15日、作業3日目。
これは一人で決められないと判断、補佐と二人で検討した結果、安定マッチングアルゴリズムなるものを応用して数学的に組み合わせを決めようということに。
そのため、一方はプログラム構築開始、自分はこのプログラムに使用するために「参加者の組み合わせ希望順位リスト」26名分の制作を開始。
絵柄・作風・性格・趣味・技術など色々な面から、各参加者にとって「組んで良かったと思えそうな順位」を1〜25位まで選定、このリストを26人全員作成します。
あとは、このリストを元に機械が最良と思われる形を導出してくれるはずでした。

2013年5月16日、作業4日目。
リスト作成及びプログラムが完成したので早速実行。
その結果、予想もつかない事態に。

安定マッチングアルゴリズム

まさかの禁忌組2つという事態に。
急遽プログラムをいじって禁忌組が出ないように仕様変更。
あと慎重組も極力出ないように改変してもらったものの、しっくりくる結果は得られず。
結局としてこれからプログラムをいじってても満足得られる結果が出る前に予定日になりそうだったので、この手段も断念しました。

2013年5月17日、ペア組決定締切日。
「ランダムにペア組を決定、それから納得行くまで入れ替えを進める」という方針になりました。
プログラムを用意して、「ランダムに選出、1時間かけてペア組を調整、その後一度頭を冷やすために20分休憩」を3回繰り返しました。
その結果ですが、出てきた答えが3回とも異なるという結果に。
作業は翌日持ち越し。

2013年5月17日、ペア組発表日当日。
予定日オーバー未だ最終決定まで至らず。
昨日と同様の作業をもう1回施行して、結局合計4通りのパターンを作りました。
(下図、クリックして拡大)

ランダム出力調整結果

この得られた4通りのパターンを元に議論進めることさらに1時間、最終的なペア組を結論づけました。
以下、各ペアについて簡単ですが悩んだ点や思いついた点などご紹介します。

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